手足のしびれを引き起こしやすい
習慣と疾患
正座をしたあとに足がしびれるのはよくあることですが、日常的に手や足にしびれを感じることはないでしょうか。
手足のしびれは病気によるものもあれば、生活習慣が原因となっていて、自分で改善を行えるものまでさまざまです。
この記事では手と足それぞれのしびれの原因、手や足にしびれを生じさせる主な疾患、対処や予防に役立つ方法をお伝えします。
簡単なストレッチの方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
こんなお悩みありませんか?
- 日常的に手や足のしびれがある
- スポーツの後に足や腕に痛みを感じる
- 手足のしびれの原因がわからない
- しびれの対処と予防の方法を知りたい
手と足で異なっているしびれの原因
手足のしびれは末梢神経の障害によるものが多くありますが、末梢神経に異常が生じる原因は実にさまざまです。
生活習慣が原因になっていることもあれば、病気が原因となって発生している場合もあるため注意しましょう。
手と足のそれぞれにフォーカスを当てて、原因や主な疾患の例を1つひとつご紹介します。
手にしびれを感じる原因
手のしびれは病気に由来するものと、生活習慣によるものがあります。
・筋緊張、狭窄症などによる神経圧迫
筋肉が硬くなって緊張していると、神経が圧迫されてしびれを生じることがあります。
脊髄を圧迫する脊柱管狭窄症もしびれの原因の1つです。
・自律神経の乱れ
不規則な生活やストレスで自律神経が乱れていると、自律神経失調症の1つとしてしびれを生じることがあります。
冷えなどによる血行不良にも注意が必要です。
足にしびれを感じる原因
足にしびれを感じるときは、腰や骨盤に要因がある可能性が高いです。
疾患によるしびれの場合と生活習慣によるしびれの場合があります。
・糖尿病や脳の血管障害
足のしびれは、糖尿病の症状の1つです。
糖尿病は血液中のブドウ糖が増加してしまう病気です。
血糖値の上昇によって血管が傷つけられ、血行不良になることで、末梢神経に栄養や酸素などが届かなくなります。
その結果、神経に障害が生じ、手足のしびれを発生させることがあります。
また、糖分の代謝産物が多すぎることによっても細胞がダメージ受け、神経に障害を生じさせてしびれの原因となる場合もあります。
その他、脳の血管障害によっても足のしびれを生じることがあります。
・骨盤のゆがみ
不良姿勢のままデスクワークなどの作業を続けていると、骨盤や腰椎にゆがみが生じることがあります。
姿勢が悪いと全身の筋肉の働きが乱れ、足に通っている神経を圧迫してしびれを生じさせることがあるのです。
手足のしびれの症状
最も一般的な症状は、ピリピリとしたしびれの感覚です。
ほかには「手足に力が入らない」「手足の感覚が鈍くなっている」「指がジンジンする」といった訴えが多くみられます。
また、次のような疾患があるときにも手足にしびれを生じることがあります。
単なる生活習慣が原因で引き起こされているとは限らないため、思い当たる症状があるときは医療機関で処置を受けることも大切です。
・変形性膝関節症
膝の軟骨がすり減って変形し、痛みが生じている状態を指します。
変形を引き起こす主な原因は、筋肉量の低下、肥満、姿勢不良による膝関節への負荷などが挙げられます。
悪化するとO脚など足の変形が進み、歩くときの激痛や歩行そのものに困難を生じて介護が必要になることもあります。
痛みのほかに、しびれの症状がみられる場合があることが特徴的です。
・関節リウマチ
関節が炎症を起こして骨や軟骨を破壊し、痛みが発生している状態です。
原因には免疫異常や遺伝的な要素もあり、痛み以外には、熱を持った腫れ・赤み・むくみ(浮腫)・しびれが出ることもあります。
・頚椎症
首、肩、腕、手にしびれを感じる場合は、首に要因がある可能性もあります。
もし首に痛みがある場合、多くは筋肉疲労の状態が考えられます。
あるいは交通事故などによるむちうちも、首の痛みや手のしびれの要因に挙げられます。
ただし、まれに頸椎椎間板ヘルニアといった疾患の可能性もあるため注意が必要です。
頚椎症は加齢による頸椎の変性が原因に考えられるため、高齢の方に多くみられます。
自分で行える手足のしびれの対処と予防
手足のしびれを改善する上で大切なことの1つは、筋肉の緊張をほぐして血行をよくしていくことです。
健康を維持することで原因となっている生活習慣を改善するだけでなく、しびれの要因になる疾患を予防することにも繋がります。
また、手足のしびれだけでなく、肩こりや腰痛の緩和にも繋がる嬉しい効果も期待できます。
自分でも行える対処と予防の方法について、それぞれみていきましょう。
手足のしびれの対処法
・ストレッチ
ストレッチによって身体のバランスや姿勢を改善し、手足のしびれの要因となっている筋緊張や骨盤のゆがみを解消しましょう。
手のしびれがある場合は、脇の下を伸ばすストレッチがおすすめです。
両手を組み、上に引っ張ると、脇の下をよく伸ばしやすくなります。
肩甲骨を回して大きく動かす運動も、手のしびれの改善が期待できます。
特にデスクワークをする方は、肩甲骨を動かす機会が少ないため、積極的に行ってみてください。
足にしびれがある場合には、股関節や骨盤を意識したストレッチが適しています。
両手と両膝を床について四つ這いになった状態で、腰を反らせたり丸めたりすると、肩甲骨や腰まわりの柔軟性を高める効果が期待ができます。
しゃがんで踵を後ろから掴んだ状態で腰を引き上げると、下肢全体の股関節のストレッチに役立ちます。
柔軟性を高めることで、しびれを和らげる効果が期待できます。
・軽度の運動
ウォーキングや体操など、軽度の運動を定期的に行うよう心がけてみてください。
全身の筋肉量が適度にアップし、血流促進にも役立ちます。
・保温による血流の改善
身体を保温することで筋肉が弛緩し、血流の確保に繋がります。
温かいお湯に浸かって入浴をしたり、スープなど温かいものを飲んだりして、身体の内側からも保温しましょう。
冷たい食べ物や飲み物は内臓を冷やすため、なるべく控えることがおすすめです。
手足のしびれの予防法
・姿勢の改善
猫背や、首が前に出ているといった不良姿勢になっていないでしょうか。
姿勢の悪さは筋肉のバランスを不揃いにするため、筋肉が緊張して血流を悪化させることがあります。
身近なところから姿勢を改善し、身体を整えることで血行が促進され、しびれの予防に繋がります。
よく使う椅子の高さやパソコンの画面の高さも、正しい姿勢で作業ができるように調整してみてください。
・ストレッチ
定期的なストレッチを行うことで、筋肉の緊張が緩和されます。
縮んだ筋肉を伸ばしておくことで身体がほぐれ、血流改善の効果も期待できます。
血行がよくなるとしびれの予防に繋がるため、健康的な身体の維持に役立ててみてください。
・日常的な軽度の運動
ウォーキングや体操といった全身運動をすることで、筋肉がまんべんなく使われて血行促進に繋がります。
運動する習慣がなかなかない方も、いつも電車やバスに乗る一駅分を歩いてみるなど、身近なところから運動を取り入れてみてください。
運動によって筋肉の緊張がほぐされ、筋力の向上から姿勢も改善されやすくなるため、手足のしびれの予防に繋がります。
・生活リズムの見直し
食事の時間が不規則だったり、夜更かしが習慣化していたりしませんか。
生活習慣が乱れてストレスが溜まっていると、ストレスの影響で手足にしびれを生じることがあります。
忙しい方もできる限り生活のバランスが保てるよう心がけてみてください。
内藤接骨院の【手足のしびれ】アプローチ方法
●波動テープ療法
バランスを整える事で、血流や呼吸を整え、筋肉の緊張など緩和する事で、結果として出ている”痛み”や”違和感”を改善していきます。
●手技
固くなっている筋肉に対して、直接刺激をしゆるめていきます。
筋肉がほぐれることで血流の確保、私生活で身体についた身体のクセなどを改善します。
●ウォーターベット
水の噴射により全身をほぐしていきます、優しい刺激なので受ける際に緊張しずらく、リラックス効果や血流の改善効果があります。
●干渉波
こり固まっている部分に対して電気刺激による収縮と拡張を起こし、血流や緊張を改善します。
著者 Writer
- 内藤 寛人
- 【生年月日】 1987.11.28
【血液型】 A型
【出身地】 神奈川県茅ケ崎市
【保有資格】 柔道整復師
【趣味】 ゲーム
▼患者様へメッセージ
テキストが入ります。
施術一覧
MEDICAL
保険施術
施術には「保険施術」と「自由施術」という2つの種類があり、一部の症状では保険が適用されます。
どのような症状で保険施術を受けられるのかについて、自賠責保険・労災保険ともあわせてご紹介しています。
波動テープ療法
波動テープ療法はオリジナルのテープを使用することで、不調の出ている部分に働きかけていきます。
捻挫や打撲といったケガや原因の分からない慢性的な不調にも効果が期待できます。
干渉波療法
干渉波療法は電気を使用した物理療法の1つですが、ピリピリとした電流の感覚が少ないことや、深く広い範囲に作用するという特徴があります。
首や肩のこり、腰や膝の痛みといった慢性症状も効果が期待できます。
ウォーターベッド
ウォーターベッドはマットレスの部分を水で満たした特殊なベッドになり、通常のベッドはスプリングの弾力で身体を押し上げているのに対し、ウォーターベッドは水の浮力で身体を支えます。
痛みやこりを取り除く効果やリラックス効果が期待できます。
手技療法
手技療法は薬や器具などを使用せず手で行う施術になります。
筋肉の硬さをほぐし緊張を取り除きながら動きをよくするとともに血流を促します。
慢性症状にお悩みの方におすすめです。
交通事故施術
交通事故はいつどこで起こるかわからないものです。
このページでは「交通事故のよくあるケースと主なケガ」「交通事故施術の内容」「交通事故に遭ったときの対処の流れ」をご紹介しています。
万一のときにも落ち着いて行動できるよう心がけましょう。
固定療法
固定療法は患部の症状に応じた適切な固定をして、回復を試みる処置のことです。
包帯やベルトなどを使用して固定するため動かしても痛みを感じにくく安静を保てるのが特徴です。
予防や再発防止の効果も期待できます。
当院のご紹介
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