ウォーターベッドで
慢性症状を改善

日常で湯船に入ると、身体が軽くなるような感覚があるかと思います。
これは水の浮力で全身を点ではなく面で支えるため、重力や外部刺激に日々されている身体が楽になるためといわれています。

この原理を利用したものがウォーターベッドです。
ウォーターベッドにはどのような特徴があるのか、慢性的な症状の緩和に役立つメリットとは何かをご紹介します。

目次

こんなお悩みありませんか？

日々の生活でストレスを抱えている
肩こりや頭痛の症状に悩んでいる
リラックスして癒されたい
慢性症状の早期改善をめざしたい

ウォーターベッドの
特徴と施術の流れ

ウォーターベッドとは、マットレスの部分を水で満たした特殊なベッドのことです。
通常のベッドはスプリングの弾力で身体を押し上げているのに対し、ウォーターベッドは水の浮力で身体を支えます。
パスカルの原理を利用して身体を均一に支え、さまざまな体格にフィットする寝心地は特別なものになっています。
ウォーターベッドがどのようなときに使われるのかをご紹介します。

ウォーターベッドについて

腰が曲がっているなど、通常のベッドでは心地よく寝ることが難しい患者様にもぴったりなウォーターベッドは医療・リハビリ施設や介護福祉施設でも活用されていることがあります。
また、痛みを訴えている患者様の身体に負荷をかけないことを目的として、接骨院に導入されていることもあるようです。

ウォーターベッドは寝具として家庭で愛用されることもありますが、症状の改善により役立つ機能としてマッサージ機能を搭載したものがあります。
設置されたノズルから水の噴流を起こし、多彩なマッサージ効果をもたらします。
スピードや間隔、強弱もさまざまです。

ローラーやバイブレーションを内蔵しているものもあり、全身のもみほぐしに適しています。
ヒーターによる温度コントロールで、一定の温度にキープする機能を備えているものなら夏場や冬場の気温に左右されることなく快適な水温を保ちます。

ウォーターベッドで施術を行う目的は、主に2つです。

●筋肉の緊張をほぐす

マッサージの刺激で筋肉の緊張をほぐして血行促進させます。
そのため、痛みやこりを取り除く効果が期待できます。

●リラックス

身体を包み込むような感覚は独特で癒し効果が期待できます。

ウォーターベッドの施術の流れ

ウォーターベッドで施術を行うときは、まず強さの調整を行います。
症状や状態によって適切な強弱は異なるためです。

患者様にヒアリングを行い、施術中に違和感がないか都度確かめます。
施術時間は1回15分が目安です。

ウォーターベッドに期待される効果

ウォーターベッドは特に慢性的な症状に効果が期待でき「コリ」「痛みの緩和」「冷えやむくみの改善」にも適しています。
加えて、原因のわからない不調の改善に役立てられることや、リラックス効果が高いといわれていることもポイントです。
なぜウォーターベッドが症状の緩和に役立つか、そのメリットと効果が期待できる主な症状についてご紹介します。