外反母趾の主な原因と
簡単に行える予防の方法
温泉やプールで自分の足と人の足を見比べたときに、形の違いに気づいたことはありませんか。
幅の広さや指の長さといった遺伝に基づく違いもありますが、中には「外反母趾」のように足が本来の形から変形してしまっていることもあります。
親指の付け根が外に張り出してしまう外反母趾はときに痛みや腫れをともなうもの。
なぜそのような症状が起こるのか、対処や予防の方法はどのようにしたらよいかをこの記事ではご説明します。
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目次
こんなお悩みありませんか?
- 毎日ヒールのある靴を履いている
- 生まれつき外反母趾の症状がある
- 外反母趾の原因や対処を知りたい
- 自分で行える外反母趾の予防法を知りたい
外反母趾が起きる仕組みと主な原因
裸足になったときに、足の親指が小指側に曲がっているのは外反母趾の症状です。
本来はまっすぐな親指の形がどのようにして変化してしまうのか、まずは仕組みを知りましょう。
足の変形は主に靴の影響が考えられます。
合わない靴や足に負担のかかりやすい靴が、外反母趾のリスクを高めるということを予め理解しておきましょう。
外反母趾について
外反母趾とは、足の親指が小指側に曲がってしまい「くの字」になる状態を言います。
通常、足の親指はまっすぐに伸びているため、本来の形であれば曲がっていることはありません。
日常生活には特段支障がない場合もありますが、足のつけ根の関節が突き出したところに腫れや痛みを生じるために、靴を履いての歩行がしづらくなることもあります。
また、突出した箇所が靴に擦れてしまって、水ぶくれができることもあります。
外反母趾は成人のおよそ3割ほどにみられると言われており、ごく一般的な症状と言えます。
外反母趾の原因
・ハイヒールの着用
靴の中でもハイヒールを履くときには、外反母趾のリスクが高まることを知っておきましょう。
ヒールの高い靴はかかとの位置が上がるため、骨盤前傾を招きやすく、正しい姿勢や歩き方ではなくなってしまうことが多くあります。
・合わない靴の長期使用
サイズが合っていなかったり、フィット感の少ない靴を長期にわたって履いていたりすると、足の甲の自然なアーチが失われるなどの変形を生じることがあります。
また、先端が細くなっている靴にも要注意です。
自然な足の形とは異なるため、履き続けていることで外反母趾になってしまうことが多いと言われています。
・関節リウマチの合併症
関節リウマチとは、関節が炎症を起こして骨や軟骨を破壊し、痛みが発生している状態です。
原因には免疫異常や遺伝的な要素もあり、痛み以外には、熱を持った腫れ・赤み・むくみ(浮腫)が出ることもあります。
外反母趾は関節リウマチの合併症として現れる場合もあると言われています。
・姿勢不良
猫背などの姿勢の悪化がある方は、骨盤が前傾気味になり、重心の位置が正しい場所からずれてしまうことがあります。
そのため歩行時に正しく足が使われず、指に負荷がかかって外反母趾の原因となることがあるのです。
自分で行える外反母趾の対処と予防
外反母趾になってしまったら、痛みの程度や状態に応じて適切な対処をしましょう。
ここでは、どのような対処が適しているかを症状の度合い別にお伝えします。
外反母趾を防ぐには姿勢の維持や適切な靴選び、足のトレーニングといった方法があり日常で自分でも行える簡単なものが多くあります。
健康的な足を保ち、外出を楽しむためにもぜひ役立ててみてください。
外反母趾の対処法
外反母趾の対処として優先的に行いたいものは、痛みの原因の除去です。
少し痛みを感じる程度であれば、痛みの出やすい靴を避けて足を保護しましょう。
痛みや腫れが強いときは、炎症を鎮めるための処置や安静が重要です。
自分の状態に合わせた処置を行ってみてください。
・安静にする
足の親指の付け根が突き出て痛む場合は、とにかく痛みの少ない状態にして安静にすることが大切です。
安静にすることで炎症が収まり、症状の緩和に繋がります。
無理に動かさないようにし、痛みを感じやすい靴はなるべく履かないようにしましょう。
・患部のアイシング
痛みや腫れが強いときは、アイシングをして痛みを鎮めましょう。
このとき氷を直接当てずに、氷嚢やアイスノンなどを使うようにしてください。
患部が熱を持っているときは、湿布や消炎鎮痛剤などを使うこともおすすめです。
・テーピング
患部を保護しつつ固定し、痛みや腫れをが和らぐように対処します。
適切なテープの選び方や巻き方に不安があるときは、接骨院・整骨院で施術をしてもらうことも方法の1つです。
・痛みの出る靴を避ける
患部に当たって痛いと感じる靴は、症状が収まるまではなるべく履かないようにすることが得策です。
特に、ハイヒールなどの先細りの靴は使用しないようにしてください。
無理をして合わない靴を履き続けると、症状がますます悪化してしまうことがあります。
おすすめは、かかとがフラットで、足指を十分に伸ばすことができる幅があるスニーカーなどです。
・手術をする
もし症状が重度の場合は、手術で対処するという方法もあります。
手術では、麻酔をして変形の進行した部分の骨を削ります。
足の矯正ができて翌日からすぐに歩行することも可能ですが、従来の靴が履けるまでは2ヶ月間ほどの期間を要することもあるため、手術をする場合は時期やリスクについてもよく考えておきましょう。
外反母趾の予防法
・自分に合った靴探し
外反母趾を予防するには、自分の足に合った靴を探すことが大切です。
しかし、足はサイズだけでなく、幅の広さや狭さ、甲の高さや低さといった部分でも人によって違いがあるため「サイズが合っているから大丈夫」とは必ずしも言えないのです。
そのため、靴を選ぶときにはしっかりと試着をし、実際に歩いてみて感覚を確かめましょう。
また、中敷きを入れて調整する方法もあります。
あるいは、オーダーメイドシューズを作って自分の足にぴったりの靴を用意するのもよいかもしれません。
・姿勢の改善
背筋を伸ばして首が前に出ないようにし、胸を張る姿勢を保てるように意識しましょう。
スマホを使うときにも、背中が丸まったり頭が下がりすぎたりしないように気をつけると、猫背の防止に繋がります。
姿勢を正すときに意識したいポイントは骨盤の位置です。
前傾して猫背になっていたり、後傾して重心が後ろ寄りになっていると、正しい位置に体重が乗らないため歩き方も自然ではなくなってしまいます。
姿勢の改善がなかなかうまくいかないときには、肩の前側や胸など特定の場所に筋肉の収縮がみられることがあります。
マッサージで硬くなった筋肉をほぐし、正しい姿勢を保ちましょう。
・足の指のストレッチや運動
足の指にも筋肉があるため、筋力不足や筋緊張を起こさないように、日頃からトレーニングしておくことをおすすめします。
足の指を使ったジャンケンやグーパーの繰り返し、床に敷いたタオルを足の指で引き寄せる運動は特に効果が期待できます。
・専用グッズの活用
外反母趾になりやすい方は、足の指がこわばっていたり、5本の指全部をうまく使えていなかったりすることがあります。
足先が5本に分かれた靴下や、親指を正しい位置で固定するベルトなど、専用のグッズでケアすることも試してみてください。
足の使い方が正しくなることで、立ち方や歩き方が改善することもあります。
内藤接骨院の【外反母趾】アプローチ方法
●波動テープ療法
バランスを整える事で、血流や呼吸を整え、筋肉の緊張など緩和する事で、結果として出ている”痛み”や”違和感”を改善していきます。
●手技
固くなっている筋肉に対して、直接刺激をしゆるめていきます。
筋肉がほぐれることで血流の確保、私生活で身体についた身体のクセなどを改善します。
●ウォーターベット
水の噴射により全身をほぐしていきます、優しい刺激なので受ける際に緊張しずらく、リラックス効果や血流の改善効果があります。
●干渉波
こり固まっている部分に対して電気刺激による収縮と拡張を起こし、血流や緊張を改善します。
著者 Writer
- 内藤 寛人
- 【生年月日】 1987.11.28
【血液型】 A型
【出身地】 神奈川県茅ケ崎市
【保有資格】 柔道整復師
【趣味】 ゲーム
▼患者様へメッセージ
テキストが入ります。
施術一覧
MEDICAL
保険施術
施術には「保険施術」と「自由施術」という2つの種類があり、一部の症状では保険が適用されます。
どのような症状で保険施術を受けられるのかについて、自賠責保険・労災保険ともあわせてご紹介しています。
波動テープ療法
波動テープ療法はオリジナルのテープを使用することで、不調の出ている部分に働きかけていきます。
捻挫や打撲といったケガや原因の分からない慢性的な不調にも効果が期待できます。
干渉波療法
干渉波療法は電気を使用した物理療法の1つですが、ピリピリとした電流の感覚が少ないことや、深く広い範囲に作用するという特徴があります。
首や肩のこり、腰や膝の痛みといった慢性症状も効果が期待できます。
ウォーターベッド
ウォーターベッドはマットレスの部分を水で満たした特殊なベッドになり、通常のベッドはスプリングの弾力で身体を押し上げているのに対し、ウォーターベッドは水の浮力で身体を支えます。
痛みやこりを取り除く効果やリラックス効果が期待できます。
手技療法
手技療法は薬や器具などを使用せず手で行う施術になります。
筋肉の硬さをほぐし緊張を取り除きながら動きをよくするとともに血流を促します。
慢性症状にお悩みの方におすすめです。
交通事故施術
交通事故はいつどこで起こるかわからないものです。
このページでは「交通事故のよくあるケースと主なケガ」「交通事故施術の内容」「交通事故に遭ったときの対処の流れ」をご紹介しています。
万一のときにも落ち着いて行動できるよう心がけましょう。
固定療法
固定療法は患部の症状に応じた適切な固定をして、回復を試みる処置のことです。
包帯やベルトなどを使用して固定するため動かしても痛みを感じにくく安静を保てるのが特徴です。
予防や再発防止の効果も期待できます。
当院のご紹介
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内藤接骨院
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