頭痛の種類と原因を
正しく知って対処しましょう
頭痛は、多くの方が経験したことのある症状の1つではないでしょうか。
中には頭痛が習慣化してしまい、日々悩んでいる方も多いかと思います。
そんな頭痛には3つの種類があることをご存じでしょうか。
それぞれ原因や症状が異なるため、改善するための方法も同じではありません。
頭痛の種類を知ることで、自分の頭痛がどれにあたるのかを見極める、正しい対処や予防に繋がるでしょう。
このページでは頭痛を引き起こす原因や、効果が期待できる改善方法、日常で行える対策について順番にご紹介していきます。
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目次
こんなお悩みありませんか?
- 慢性頭痛に長年悩んでいる
- 頭痛の対処法を知りたい
- 頭痛とともに吐き気やめまいがある
- 薬に頼らずにつらい頭痛を解消したい
頭痛の種類と原因について
頭痛はおもに「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発性頭痛」という3種類のタイプに分類されます。
痛みの特徴や発症する方、原因はそれぞれ異なります。
うまく頭痛を対処していくためにも、それぞれの特徴を把握しておくことは大切です。
こちらではその頭痛の特徴や原因について紹介しています。
緊張型頭痛の症状と原因
頭痛の多くは緊張型頭痛に当てはまります。
男女どちらにも起こりやすい頭痛です。
緊張型頭痛の症状の特徴として、後頭部やこめかみ付近が締め付けられるような痛みが挙げられます。
圧迫感やおもだるいといった感覚もあります。
おもな原因は、筋緊張によって血管が圧迫されることだと考えられています。
さまざまな要因によって、頭のまわりや首・肩・背中の筋肉が緊張すると筋肉内の血管が圧迫され血流が悪くなります。
では、筋緊張を引き起こす要因として、次のことが挙げられます。
●肩甲骨まわりの筋力・柔軟性低下
日常生活では、意識をしないと肩甲骨を動かす機会はとても少ないと言われています。
人の身体の組織は、使わない時間が多くなると機能低下につながります。
そのため、肩甲骨を動かさない時間が多くなることで筋力・柔軟性が低下し、筋緊張につながると考えられています。
●姿勢の悪さ
現代社会においてデスクワークや長時間のスマホ操作をしている方は多いのではないでしょうか。
モニターやスマホを見る際にうつむき姿勢になっていると、頭の重さが首へ負荷をかけてしまいます。
持続的にその負荷がかかることで首周辺の筋肉を緊張させてしまいます。
片頭痛の症状と原因
片頭痛は、緊張型頭痛と並んで多くの人にみられる頭痛の1つです。
比較的男性よりも女性に発症しやすい頭痛と言われています。
片頭痛の症状の特徴として、片側のこめかみのあたりがズキズキと脈打つような強い痛みが現れることが挙げられます。
場合によっては両方のこめかみに痛みがみられることもあります。
また、片頭痛を発症しているときは光や音に敏感になるともいわれています。
片頭痛の症状が強くなると吐き気をともなう可能性があります。
おもな原因は、急な血管の拡張とホルモンバランスの乱れと考えられています。
それぞれの原因について詳しくご紹介します。
●血管拡張に関わるおもな要因
・ストレス
仕事の忙しさや緊張する場面でのプレッシャーなどは、人にとって精神的なストレスとなります。
人はストレスを感じると筋肉が緊張し血管を圧迫します。
ストレスから解放されたときに、圧迫された血管が拡張され血液の流れが良くなります。
このように急に血液が拡張されることで片頭痛が引き起こすことがあります。
仕事やプレッシャー意外にも、引越しや転職など環境の変化もストレスになりえます。
・強い光やブルーライト
暗い部屋でテレビを見たときの光や、スマホやパソコンから発せられるブルーライトは目に負担をかけると考えられています。
その光を長時間見続けると、目周辺の筋肉を緊張させてしまいます。
その目の緊張から片頭痛が発症する場合があります。
●ホルモンバランスに関わるおもな要因
・不規則な生活
睡眠不足や暴飲暴食などの生活を続けていると身体に負担がかかってしまい頭痛を引き起こす場合があります。
寝過ぎも悪影響を与えてしまいますので、規則正しい生活を心がけるようにしましょう。
群発性頭痛の原因と症状
群発性頭痛は、片方の目をえぐられるかのような、激しい痛みが持続的に続くことがあります。
一定の期間に集中して起こりやすく、期間中は毎日同じ時間に痛みが生じますが、期間外に痛みが出ることはありません。
夜中や睡眠時に症状が出ることが多いです。
原因は不明とされていますが、片頭痛と同様に血管の拡張が要因として挙げられています。
また、内科的なものが原因と考えられる場合は危険なため、早めの対処が必要です。
●内科的なもの
脳内の異常や、目の疾患が原因となっていることがあります。
脳神経や目を専門とした医療機関に早急にかかり、医師の判断を仰いで早期発見と治療をめざしましょう。
●睡眠不足
1日の睡眠時間が足りていないと、身体の疲労回復が上手くできず、ホルモンバランスも乱れます。
脳もダメージを受けるため、身体全体が不健康な状態となり、群発性頭痛の引き金となります。
●気圧や気温の変化
気圧の下降や上昇・乱高下は、自律神経のバランスを乱す場合があります。
このような気圧の変化が引き起こす頭痛は「天気痛」とも言われ、気圧・気温の変化に敏感な方が群発性頭痛に悩まされることもあるようです。
頭痛のほかには目の充血がみられたり、涙や鼻水が出たりする場合もあります。
緊張型頭痛、片頭痛と比べて強い症状が特徴ですので、無理をしないようにしましょう。
頭痛の種類別にみる対処・予防方法
血管の収縮や拡張を招いているのが日常の行動や習慣である場合は、意識して改善しましょう。
頭痛の解消が期待できるとともに、予防にもつながります。
毎日こまめに実施すれば、薬に頼らずに頭痛の改善に繋げることもでき、頭痛になりにくい身体に整えていく効果も期待できます。
長年、慢性的な頭痛に悩んでいる方も正しい対処で改善に役立ててみてください。
血管の収縮が原因の「緊張型頭痛」と血管の拡張が原因の「片頭痛」「群発性頭痛」では、対処や予防の方法も異なります。
それぞれみてみましょう。
緊張型頭痛の対処法
●温める
首や肩の周辺、身体全体を入浴などで温めましょう。
温めることで筋肉が弛緩し、血流の確保が期待できます。
血の巡りがよくなると、頭部に酸素や栄養が十分行き渡るため、頭痛が和らぐことがあるのです。
●ストレッチ
硬くなった筋肉をストレッチし、緊張を緩和しましょう。
首や肩のストレッチは特に効果が期待できます。
●リラックス
肉体的な疲れや精神的なストレスがあると、自然と身体に力が入っていることがあります。
心当たりがある方は、意識して頻繁に身体の力を抜くようにしましょう。
●ウォーキング
下半身の筋肉を動かして、全身の血液循環を促します。
気持ちがリフレッシュできて、ストレス解消にもなるのでおすすめです。
●マッサージ
頭皮や首の付け根、肩甲骨を手やマッサージ器具でもみほぐしてみましょう。
硬くなっていた筋肉がほぐれると、血行が促進されて頭痛の緩和に繋がります。
片頭痛・群発性頭痛の対処法
●冷やす
原因が真逆の緊張型頭痛とは異なり、冷やすことが対処法として有効です。
保冷剤などを使って、痛みの出ている部分や頸部を冷やしてみましょう。
痛みが徐々に引いていくことがあります。
●安静にする
痛みが強いときは、動くことで余計に痛みが激しく感じられることがあります。
無理をせず安静にし、市販の痛み止め薬などを服用して回復を待ちましょう。
●ブルーライトカット
ブルーライトの影響を少なくするために、専用のメガネを着用したり、パソコンやスマホの画面に貼って使えるフィルムを利用したりしてみるのもおすすめです。
●ツボ押し
肘のあたりにある「手三里(てさんり)」、手の親指と人差し指の付け根にある「合谷(ごうこく)」は頭痛を和らげるツボと言われています。
優しく刺激しながらほぐしていきましょう。
触ると痛い、押すと痛いと感じるときは無理矢理押さないほうが適切です。
緊張型頭痛の予防法
●姿勢を改善する
背筋を伸ばし胸を張る姿勢を保てるように意識しましょう。
スマホを使うときにも背中が丸まったり、頭が下がりすぎたりしないように気をつけると、姿勢の悪化を防げます。
ストレートネックの疑いがある方は、枕の高さにも注目してみてください。
枕が高すぎるときは、首が自然なカーブの状態になる位置まで調整してみてください。
●継続的なストレッチ
一度ストレッチをしても、効果は持続するものではありません。
特に筋緊張が慢性化している場合は、またすぐ元の硬い状態に戻ろうとしてしまいます。
ストレッチは毎日継続的に行うことで筋肉に弾力が出て、健康的な状態を保てるようになります。
●脱力を意識する
作業中や就業中に、頻繁に脱力を意識してみましょう。
「肩の力を抜こう!」「リラックス」と書いた付箋やメモを目につくところに貼っておくだけでも、意識が高まると言われています。
こうしたことで余計な筋緊張がほぐれ、筋肉の負担が減るため血流の改善が狙えます。
片頭痛・群発性頭痛の予防
●生活習慣の見直し
夜更かしが習慣化していたり、過度の疲労やストレスに悩まされたりしていませんか。
生活習慣が乱れるとストレスが溜まり、頭痛の引き金にもなりかねません。
忙しい方も、できる限り生活のバランスが保てるよう心がけてみてください。
●自律神経を整える
自律神経の乱れが血管の拡張を招いていることがあります。
整った生活や適度なリラックスで自律神経を調整し、血管の拡張や血流のコントロールを適正化しましょう。
●ホルモンバランスを整える
ホルモンバランスの乱れも頭痛の起こりやすさに影響します。
最近では、低用量ピルを活用する女性も増えてきています。
ホルモンバランスの調整に役立ててみてください。
●血管拡張作用のある成分をとらない
チョコレートや赤ワインに含まれるポリフェノールは、血管の拡張作用があると言われています。
お好きな方もいるかもしれませんが、頭痛の予防をしたいときは量を控えたり、摂取するのを控えると安心です。
内藤接骨院の頭痛アプローチ方法
当院では、頭痛の根本的な原因となっている血流の悪化、筋肉の緊張などを改善していく施術を行っています。
まずカウンセリングを行い、次に身体の緊張や生活上の問題点などを測定し、「波動テープ療法」によりバランスを整えたり「手技」や「ウォーターマッサージベット」「干渉波」などを用いて緊張を取り除いていきます。
また、施術終了後に改善すべき「生活習慣のアドバイス」や「セルフケアの運動法などの指導」も行っていきます。
頭痛に対する施術療法
●波動テープ療法
バランスを整える事で、血流や呼吸を整え、筋肉の緊張など緩和する事で、結果として出ている”痛み”や”違和感”を改善していきます。
●手技
固くなっている筋肉に対して、直接刺激をしゆるめていきます。
筋肉がほぐれることで血流の確保、私生活で身体についた身体のクセなどを改善します。
●ウォーターベット
水の噴射により全身をほぐしていきます、優しい刺激なので受ける際に緊張しずらく、リラックス効果や血流の改善効果があります。
●干渉波
こり固まっている部分に対して電気刺激による収縮と拡張を起こし、血流や緊張を改善します。
著者 Writer
- 内藤 寛人
- 【生年月日】 1987.11.28
【血液型】 A型
【出身地】 神奈川県茅ケ崎市
【保有資格】 柔道整復師
【趣味】 ゲーム
▼患者様へメッセージ
テキストが入ります。
施術一覧
MEDICAL
保険施術
施術には「保険施術」と「自由施術」という2つの種類があり、一部の症状では保険が適用されます。
どのような症状で保険施術を受けられるのかについて、自賠責保険・労災保険ともあわせてご紹介しています。
波動テープ療法
波動テープ療法はオリジナルのテープを使用することで、不調の出ている部分に働きかけていきます。
捻挫や打撲といったケガや原因の分からない慢性的な不調にも効果が期待できます。
干渉波療法
干渉波療法は電気を使用した物理療法の1つですが、ピリピリとした電流の感覚が少ないことや、深く広い範囲に作用するという特徴があります。
首や肩のこり、腰や膝の痛みといった慢性症状も効果が期待できます。
ウォーターベッド
ウォーターベッドはマットレスの部分を水で満たした特殊なベッドになり、通常のベッドはスプリングの弾力で身体を押し上げているのに対し、ウォーターベッドは水の浮力で身体を支えます。
痛みやこりを取り除く効果やリラックス効果が期待できます。
手技療法
手技療法は薬や器具などを使用せず手で行う施術になります。
筋肉の硬さをほぐし緊張を取り除きながら動きをよくするとともに血流を促します。
慢性症状にお悩みの方におすすめです。
交通事故施術
交通事故はいつどこで起こるかわからないものです。
このページでは「交通事故のよくあるケースと主なケガ」「交通事故施術の内容」「交通事故に遭ったときの対処の流れ」をご紹介しています。
万一のときにも落ち着いて行動できるよう心がけましょう。
固定療法
固定療法は患部の症状に応じた適切な固定をして、回復を試みる処置のことです。
包帯やベルトなどを使用して固定するため動かしても痛みを感じにくく安静を保てるのが特徴です。
予防や再発防止の効果も期待できます。
当院のご紹介
ABOUT US
内藤接骨院
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神奈川県茅ヶ崎市柳島海岸18-27
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